2012-10-06
町営牧場
自転車で目的もなくシャカシャカと漕いでいると、900草原の看板が呼んだような気がしたので観てみることにした。
美留和に越してくる前に観光で訪れたことがある懐かしい場所。
坂道をしばらく進むと広大な牧草地の中に牛が放牧されている。
そうだそうだ、こんなところだったと思いだし、牛とにらめっこしながら、やっと頂上に到着。
すっかり忘れていた景色だったけど、ベンチに腰をかけ360度見渡すと、爽快感が体を通り抜ける。なかなか良いではないかとベンチに腰をかけ水分補給。
3時頃だったがレンタカーが駐車場に1台、、、。穴場なのか、人気がないのか、人が去った後なのか、、、、。
勧めたほうが良いのか、良くないのか、、、、。
そうだなー「何もないけど北海道らしい風景」だった。
2012-10-05
雪虫
昨日湧水を汲みに行く途中、雪虫を見かけた。
フラフラ~と風に流されて雪のように飛んでいた。
この虫が飛び始めると、いつごろ降るんだろうと、初雪が待ち遠しいような・・・その反対に、あーぁ雪が降るんだなと、複雑な思いで遠くの山を見る。
美留和の白樺もここ2日ほどで、すーと色が抜けてきている。
昨晩は暖房の初日になった。
2012-10-02
春夏冬
紅葉のピークを迎える頃なのに、今年は暖かく、まだ葉が青々している。
季節が半月ほどずれている。
しかし森の中からは夕暮れになると「キャィーーーーーー」「キャィーーーーー」と、なんとも言えぬ、もの悲しい声が聞こえてくる。
細君いわく、女性が不意に首を絞められた時こんな感じの声を出すんじゃない。ん~そうだな。
「キャーー」の部分は似ていると思う。残りの「ィーーーーーー」の部分はボクここにいるよーーーーと叫んでいるように聞こえてくる。
例年だとこの声が聞こえたら、そろそろ冬の準備だと感じるころなのに、、、、半袖を片付け始める。今年は秋の出番はあるのかな。
2012-09-21
天気予報
仕事が片付き、急に思いたちキャンプに出かけた。途中のスーパーで殻つきの牡蠣を買い、道の駅では地場産のニシンの干物を買い込んだ。しかし現場に近づくにつれ雨脚が強くなってくる。おかしい、天気予報では弱雨のはず、、、少し動揺し始める。どうするか迷うが、チラチラと燃える炎で牡蠣のふたがパカッと開く姿が目に浮かび、大雨の中タープを張る。
しかし、もう年代物のタープは雨がポタポタ・・・想定外の事に気持ちがしょげ始めたが、タープの角度をつけてどうにかクリア。
そして炭の炎がチラチラし始めると、泣いたカラスがもう笑った状態!
まずは牡蠣が焼けるまで、慎重に包んで持参したグラスでシャンパンをカチィーン。
この瞬間にトップギヤの絶好調!そして牡蠣達が「パカッ」「パカッ」「パカッ」。気を失いそうに!・・・楽しい時はあっと言う間にすぎてしまうもので、炭が消えてくると雨が気になり始め、気持ちが沈む、、、苦渋の判断で車で寝ることに。しばらく雨音が気になったが、たまにやってくるシマフクロウの鳴き声を聞き、自然に包まれていることを実感しているう
ちに眠りついた。
2012-09-14
出番
なんだか暑い日が続いている。今朝もご近所さんと買い物先で、「暑いですねー」「昨日の晩なんて室内温度計が20℃下がらなかったわよー」「ホント暑いですね」「カゲヤマさん自転車で来たの?」「いいえ」「そんなかっこうだから」・・・。
次のお店でもご近所さんとばったり、「あついですねー」「そうですねー」「去年は今頃暖房入れていたころなのに」「そうですね」「最近は自転車ですか」「はい」「短パンとTシャツでちょうどいいですね」・・・。おーぉチャリダーとして認識されつつある。そうじゃなくて美留和が大変暑いんです。ということで今シーズン初めての扇風機の登場!
2012-09-08
急がば回れ・・・策に溺れる・・・
庭の掃除をしていたら、見事な幾何学模様のクモの巣が目の前に現れた。排除しようかと思ったが虫よけにもなるし、お客さんが通らないところなのでそのままにしておくことにした。
後日そんなことはすっかりわすれ、ドアまでの近道を駆け足で突き抜けてしまった。
あっいけない、大きなクモの巣があったんだ!ちくしょうと足を止め、即座にクモがくっついていないか顔に神経を集中。何も動いていないのを確認して、顔についた糸を外していく、衣類、頭髪をしらべ、クモが付いていないことを確認して、虫よけのはずだったのに!
網にかかる虫、網にかかる魚、網にかかる鹿、そして・・・。
2012-09-04
テント
久しぶりの摩周湖アタック。摩周湖までの森の中は、つい先日までの緑が迫ってくるような感じは失せ、初秋の気配だ。御香の香りや銀座に出勤する前のお姉さんのような香りがしていた森は土の湿った空気が漂っている。
もう少しで紅葉が始まる。森はそのまえにほんの少し休憩をしているようにみえる。
頂上の駐車場には車が数台停まっていた。その隅っこには荷物をたくさん積んだ自転車が何台も停まっている。もうすぐ夕暮れだ、今日はどこにテントを張るのだろう。
2012-08-31
鶴
日焼け止めを塗って図書館まで本を返しに出かけた。もうすぐ9月だというのになんちゅう暑さなのだ!と、ぐうたれながらシャカシャカ漕いでいると途中牧草地に、2羽のタンチョウ鶴が羽を休めているではないか。
今回借りた本が星野道夫さんのアラスカの自然や動物の写真集だったので、もし私が写真家だったら・・・などとアングルを妄想。
鶴の優雅な動きは見ていて飽きない。しかし、このしっとりとした動きのまなざしかたによっては、同じショットでも狩猟の対象となってしまうことにふと茫然とし、しばらく眺めた。
2012-08-21
小心者
お客様に朝食をご用意し、いつものように露天風呂の栓を抜こうとすると途中でプツンと鎖が切れた。どうしてもこの時間に湯を抜かなくてはならないのだ!(この時間に掃除して貯めはじめるとチェックインの頃ちょうどよい湯加減なのだ)
宿の露天は深めのつくり、腕を伸ばしても届かない。湯の中に切れた鎖が20センチほど見えるので、右手に棒を持ちたぐり寄せ、左手で取ろうと試みるが、体勢も悪く鎖はサラサラと沈むし、棒は浮こうとするので、まーずイライラすること。
結局、上着を脱ぎ顔を突っ込み栓を抜き、何事もなかったように仕事に戻ったが、ほんの数分大変焦った朝でした。
2012-08-20
ふだん履
クレソンを摘みに湧水の出ている沢に入ると、足元に冷たい感触を感じたとたんに長靴の底からツーと水が入ってきた。まいったな・・・宿までグチャグチャ音をたてながら帰ってきた。
この長靴にはお世話になった。宿のオープン前、釧路で測量のアルバイトをしたときに買った靴。この靴を履いて色んな測量現場に連れて行ってもらった。
大変だったのが山の測量。連日阿寒の山に入り道なき道を突き進んでいく。「これ熊の寝どこじゃないですか」「んーそうかもな」「やばくないですか」「気をつけよう」・・・そして爆竹をパンパンパン。
またあるときは冬の羅臼で測量をしながら、落雪(なだれあと)の雪の密度の検査。
なだれ跡をみつけたら、ひたすらその場所を地面まで掘り進む。深い所は3メートル以上の深さ、圧迫感と恐怖心も出てくる。50センチ置き位に雪の採取、そして計量とその地点の測量。一日やっていても5個の穴を掘るのがやっとだったような気がするな。
それからずーと履いてきた長靴、とうとうお別れどきか。