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2010-10-16


美留和駅まで歩く。時刻表と徒歩何分かかるのか、この時期の風物になった。釧路発の飛行機に乗るための確認だ。荷物を背負って歩くのを想定してプラプラ歩く。歩く速度は例年どうりで、時計を見ると25分かかった。時刻表も変わりないようだ。今回は11時30分発の飛行機に乗るため、美留和駅を6時31分の汽車に乗る。こちらに来たころは電車でなく汽車と言う言葉に違和感があったが、汽車と呼ぶのは蒸気機関車の時代が長かったからだなと思う。今は美留和から釧路に向かう1両だけの車両はトコトコと釧路湿原を抜けていくが、つい最近まで蒸気機関車が力強く走っていた姿を思うと、広い大地と険しさに圧倒される。

2010-10-15


厨房の大掃除、雨が降ったらやろうと決めていた。まずはダクトをはずして洗剤に浸しておく。その間に手の届かない壁を拭いて、調理道具の整理をする。あらためて道具を見ると使いやすい物に絞られてきたなーとふと思う。最初のまな板は二人でも使えるほどの大きくて重い物を揃えてしまった。洗うのが大変で指を挟んだり倒したりと、なんでこんなでかいの買っちゃたんだと毎日後悔していたな。今はA4サイズのペラペラなまな板が便利で大活躍している。鍋も沢山のサイズを用意したが結局18センチサイズとパスタが茹でれる鍋で事足りる。
その他便利な物では「何度でも使えるクッキングシート」「ハンドミキサー」「耐熱ゴムべら」
これらを使うたびに、これ買って良かったなと日々思う。

2010-10-14


美留和郵便局まで自転車で用事を足しに出かけた。スピードを出すとひんやりした風が心地よくて、遠回りして帰ろうと思いつく。まずは川湯方面を目指す。国道を紅葉を見ながら進むとあらら熊の糞が・・・夜出てきたんだなと思いながら糞を一周して先に進む。途中に池湯林道がある。ここに入ると、もっと素晴らしい景色があるのは知っている。しかし、ついさっきアレを見ちゃったし、どうしようかと迷うが林道を選ぶ。ペダルを漕ぐにつれだんだんと車の音が遠ざかり、聞こえるのはタイヤが小石をはじく音と鳥の鳴き声だけ。そこで用心のため自転車のベルを鳴らす。よし良いぞ!とチンチン鳴らしながら進む。そして目的地に到着。林道の先には紅葉のトンネルが続いて、雪虫がふわふわ飛んでいる。紅葉のトンネルをゆっくり進み身体すべてで自然を浴びた。帰りはスピードを上げ出口を目指す。国道に出てからは引き続き川湯を目指し温泉街をゆっくりサイクリング。お土産屋さんで鹿の角を売っているのを見つけた。値段をチェック。へー?2本セットで5~7千円もするんだ。うちのはいくら位かなと思いながら屈斜路湖方面をめざす。温泉街を抜けて林の中を進んでいると車にはねられた鹿が車道の下に横たわっている。かわいそうにと通り過ぎようとしたが角がないかとチラッと見る。メス鹿だ。角があったらどうしただろうと思うと嫌になり、スピードを上げる。湖畔沿いは気持ちがよく快適なサイクリングだ。途中は雨と暗くなる前に帰れるだろうかと心配したが無事到着。(約40キロ)きょうは何もしなくても尻が痛い。

2010-10-13


外に出てみると花壇がいつもと違う!と視線が止まった。良く見ると地面を何か突き刺した跡がいくつも残っている。鹿の蹄の跡だ!「やられた」と思い、植えたばかりの若いコブシの木を見に行く。みてみると食べられていないのでほっとする。オープンの年に山桜の木を植えたのだが翌春には見事に食べられてがっかりした経験がある。なので、このコブシは大きくなるまで大切に育てたい。そろそろ落ち葉を根元に布団のように敷き詰め、そして雪囲いをしてあげよう。

2010-10-12


曇り空の下いつものコースを走っていたら、途中で日が差し始めた。気分が盛り上がり、少しランニングコースを伸ばしてみた。そこは牧草地とじゃが芋畑の間を通っている一本道。畑では作業車が土を掘り起こしている。そして荷台には、じゃが芋がどんどん溜まっていくのが見える。普段なら畑の奥に斜里岳が見えるのだがまだ雲の中だ。残念と思いながらその場を走り抜ける。あたり一面にはじゃが芋と土の湿った香りが漂っていた。

2010-10-11


窓の外を見ると「あれ」暗くなり始めている。景色の色合いも緑から茶色に変わって、美留和劇場の第一幕が終了していくようだ。時計を見るとまだ5時前なのにと、なんだか寂しい気持ちになる。
千葉にいた頃はスポーツクラブに行ったり、映画を見たり、焼き鳥を食べにと色々な選択があったけど美留和の夜は長い。ちゃんとスケジュールを立てないと、えらいことになる!気が付くと寝てしまうのだ。はじめは夏の睡眠不足だった時間を取り戻せばいいやと理由を付けてみるが、嫌な夢を見る確立がすごく高いことが分かったので、寝ないようにする。
だから夜はウイスキーを飲みながら毛鉤を巻くか本を読む。本は小説を二冊選び、一冊はこの先どうなるの?という本と、さらりと読める本を交互に読みながら夜長を過ごす。

2010-10-10


メニューのネーミングは材料が決まり、調理方法を考え、出来上がった味と色合い、盛り付けのイメージを思い浮かべながら最後につける。昨晩は恐らく今年いちばん気に入るであろう品の名前が生まれた。名前がつけば形があらわになるが、昨夜は完成した料理とあまりにもピッタリだったので厨房で1人思わずステップを踏んでしまった。あれを入れたから隠し味としても良かったし、あの加減で食感も良くなったな・・・、いやいやネーミングがいちばんだ!などと、ついつい頬がゆるんでしまう。

2010-10-09


美留和の雲のない夜空は星に埋め尽くされる。その星空を見ていると無限を身体で感じる。夜空には流れ星がいろんな角度から落ちてくるのが分かる。いちど露天風呂で流れ星を探していたら、真正面から私に向かってくる光がある!それも大きい、ここに落ちてくるんじゃないか?無防備だしどうしよう、と思いながら見ていたら夜空に線香花火がはじける様に大きな光を放しパッと消えてしまった。「おぉー」と風呂の中で得した気持ちになった。

2010-10-08


この時期になると、看板にペーパーをかけてニスを塗る。看板は友人の紹介の福岡の工房で製作して頂いた。最初は電話とFAXでのやり取りで、木の質感や色合いなど私達の気持ちを伝え形にしてもらった。そして送られてきたときは大切に梱包されていて、製作者の思いに一枚ずつ包まれているように見えた。やっと姿を現した看板は綺麗で外に出すのがもったいなくて家の中の色んなところに置いて見て眺めを楽しんでいたっけ。その頃からずいぶんと風格が出てきた看板は、いつもお客様の撮影ポイントの中心になって写っている。
思いが詰まった看板には、毎年ニスを塗る手に気が入る。

2010-10-07


年間を通して宿までカーナビの案内でピタリ到着する車は20台に1台程。ほとんどの車は離れた場所で終了してしまう。最近は直線で50mほどのところまで来て消えてしまうことが多い。それでも大変な進歩だ。宿を始めたころはもっと離れた美留和駅周辺で終了していたのだから、かなり近づいてきている。もうちょっとだ!
カーナビのメーカーによって違うのだろうけど初めてナビの案内で到着した車には驚きと共に嬉しさを覚えた。