2010-09-06
窓から見える松の木が大きくなった。引っ越してきた頃は2メートル位だった松の木を少しでも景色が良く見えるようにと何本か自分で植え替えをしていた松の木。今では見上げるほどになり、立派な風景になってくれて宿を盛り上げてくれている一因のひとつになった。
その松の中で一本だけ成長が止まっているように見える松がある。お客様にはよくクリスマスツリーに良いねと言われる松。その松は何年か前の大雪で折れてしまった松で最初見たときはあーぁもうだめかなと思い上半分をバッサリ切ってしまい、なんとも不恰好な松だったのだけれど、翌年には横に伸びていた枝がなんと上に向きだした!どうなるんだ松。そして今では上に向きだしたやつがリーダーとなり、かたちを整えかっこのよい松に成長している。
今、庭に出るときは松と向き合い褒めてあげる。すごいぞ松!
2010-09-05
今朝露天に出てみると涼しい、少し寒いぐらいだ。日中は気が付くとセミの鳴き声も聞こえなくなっている。
そして日の出は遅くなり日の入りが早くなった。
宿は夜間の入浴時間がきまっている。オープン当時は24時間入浴可にしていたのだが、ととのったお風呂に入っていただきたいために夜は11時まで朝は日の出からとなった。
夜は11時と決まっているので11時過ぎに掃除と戸締り、朝は日の出前に起きて露天の落ち葉拾いと温度チェック。
この日の出前というのがポイントで夏至の前後はここ道東では3時過ぎには空がうっすら明るくなるので3時に起きる、そしてもう一度布団に入るが寝付けず大変だったなー。それが最近は4時30で大丈夫になった。この4時30分というのがちょうどよい。温度チェックをしてパンの仕込みに入るのにベストな時間なのよ。2次発酵をさせている間に朝食の段取り、それからこれを書いて6時30分からパンを焼き始める。
私は1日の仕事の時間で一番好きな時間は朝食の準備を始めてお出しするまでと夕食の準備を始めてお出しするまでの時間。両方とも準備を始めてお出しするまでのきっちりとした時間割と緊張感、綺麗に出来上がった達成感、そして最後に指差し確認をして「よし」とつぶやくまでが好きな時間だな。
2010-09-04
夢をみた。私の頭に人の歯の先端がぶつかるという夢。リアルで相手のあごの音と頭に残るいやな感覚で目が覚めた。眠れなくなる。頭に残るいやな感覚のせいなのか若い頃に頭に怪我をしたことを思い出す・・・私は人より頭に怪我をしていることが多いのではないか、小学校の時は2,4,6年生のときに定期的に頭に包帯を巻いて登校。きっとご近所さんは怪我とは知らないで私のことを気の毒な子供と思っていたにちがいない。大人になっても1回ある。(計何針縫ったか分からん) なので頭にはたくさん傷がある。傷のおかげで中学生のときのあだ名が三日月だった。なのに美留和に来てからスキンヘッドにしたことがある。本人は気持ちが良いのだけれど4箇所の傷が玉にきず、怖さを倍増!「すごい戦いから帰ってきたみたい」と言われたことも。どうやら相手に嫌な思いを与えてしまうようなのですぐやめた。傷が隠れるまで手ぬぐいを巻いて接客していた時があった。そのころ常連さんに「マスターきょう気合入っているね」と言われたのを思い出す。
2010-09-03
先日アブにやられた背中の痒さがつらい。シャツが触れるたびに痒さに火がつく。痒きたいが手が届かない、いろいろなもので挑戦するが納得できん。
今すぐ孫の手が欲しい!一回孫の手で痒いてみたい!そうすれば納得できるはずだ。年に数回孫の手が必要になる。しかし痒さが治まればすぐに忘れさられる孫の手。普段気にしていないのでどこに売っているのかも分からんなぁ、いくら位するんだろう?こんどチェックだけでもしてみっか。
そういえば実家にはいつも同じところにかかっている孫の手、いつからそこにあったのだろう?お土産なのかな?買ったのかな?
2010-09-02
暑いおかげで露天風呂の温度管理が大変だ。宿では湯が54~55℃の温泉が出ている。
露天風呂をためるには湯をいっぺんに入れると熱くて入れない。だからその日の天候・気温・風にあわせて、湯の量を目視とバルブから手に伝わる振動と音で調整をして入れる。これがなかなかむずかしいのよ、温泉の結晶が付くのかバルブが同じ位置でも微妙に違うこともあるのでなんども見に行き確認する。昨日のように暑いとチョロチョロ冷ましながら入れるので4時までにたまるかが心配で普段の倍行ったり来たりとよく歩く。早く涼しくなんないかな。バルブ調整職人は今日も歩きそう。
2010-09-01
きょうから9月なのにまだ暑い。おかしいぞ、例年だとお盆が過ぎるとストーブをつける家もあるのに。
昨晩は夜もあまり気温が下がらなかった。寝苦しいというわけでもないが、ふと目が覚めて、もぞもぞとしていたら背中が痒い、左手を腰のほうから背中の中心にもっていき親指のつめの部分がかるく触れるところ、最悪だ!昨日背中をアブに刺されたのだった(Tシャツの上から)。アブも例年だとお盆が終わる頃にはピタっといなくなるのにな、今年はまだ勘違いして飛んでいるのかな。
ところでなぜアブに刺されたかと言いますと、アリの行列をみつけ、あまりにもみごとな数の行列だったのでしばらく行動を観察。そしたら宿に入ろうとしているのがいやがる。アリは匂いを残して道を作っているんじゃなかったっけ?ヤバイ匂いを消さなきゃと思い、試したのが虫除けスプレー・殺虫剤・漂白剤・洗剤など、しかし数に勝てない。結局「アリの巣ころり」のお世話に・・・夢中で下ばっかり見ていたらアブにやられてしまったのだった。
まあ残暑ももう少しザンショ。。。
2010-08-31
宿と私たちをイメージして書いていただいた小説がある。
作家は原田マハさん。
今年の春先、小包が届き中にはマハさんから本と手紙が入っていた。
手紙を読んでみると私には有難い言葉とマハさんが今まで書いてきた小説に対する思いと2月に出版された短編集「インディペンデンス・ディ」のことだった。手紙では「インディペンデンス・ディの内容は小さな物語がさりげなくつながって連作になっているのですがその中に"お宿かみわら"という物語があり・・・・」と書いてあり、おーこれはもしやと思い続きを読むと、「宿をイメージしてこの一遍は"お宿かげやま"に捧げたいと思っています」と書いてくださっている。 すごい!!マハさんありがとうございます。
そして手紙の続きには「第一話から読み始めて下さいね」と書いてある。私のこと、よくご存知だ・・・。
読んでみるとそれぞれの短編に出てくる女性が主人公で巧みにつながっている。なるほど「第一話からよみはじめてくださいね」の言葉に納得して読む。わくわくしている私には"お宿かみわら"までが長く感じたこと、そしてついにきた!おーそうなのか、そーきたか、これ現実に近いなーなどとジェットコースターに乗ったような気分で読み、マハさんと会話したことを思い出す。そしてもう一度読みなおし、またにやけた。
本当に嬉しく有難いことです。
2010-08-30
美留和にいると情報に疎くなる。インターネットはアップだけ、TVも新聞も見ない。オフシーズンは何日も話をしない日がある。そんな私に、義理妹が食べるラー油があることを教えてくれた。食べるラー油?聞いたときはどうやって食べるんだ?固形になっているのか?などと質問。そしたらたべるラー油が届いた。妹は鹿児島に住んでいる。きっとラー油情報は南下をしてから一気に美留和に辿り着いた。ラー油にしてみればこれで知らない人の最後だよ~って感じだ。どれどれ、まず表示を見みると色んな食べ方が書いてある。フムフム楽しみだ。ふたを開けてみると中はラー油に具が一杯入っている!まずはラーメンで試してみっか。
都会にいた頃は情報だらけ。買い物やグルメそして仕事や会話で情報が役に立っていた。
しかし今は少し遅れて小包で情報が届くようになった。
こんな美留和時間もなかなかよいものだと感じる今日この頃でした。
2010-08-29
てんとう虫が気になる。春になると家のどこかに隠れていたてんとう虫がごそごそ出てきて私が窓を開けるのを待っているように沢山のてんとう虫が窓のそばでたむろしている。たまに窓以外のところで見かけるとイラっとする。最初の年はそいつらも捕まえて一匹、一匹逃がしていたが最近は・・・書けない。そして秋になると私の隙を見て帰ってくる。これって、てんとう虫は越冬しているのか?それじゃあ何才まで生きるのか?それとも卵から孵化しているのか?その他に気になっているのがてんとう虫ってほとんどサイズが同じで、たまに普通のてんとう虫の3倍ぐらいのやつがいるが極端だ!成長して大きくなったのだろうか?もし成長して大きくなったのならば中間サイズのやつはどこにいるのだろう。
昔漫才で「地下鉄の車両はどこから入れるのだろう?考えると眠れなくなっちゃう」を思い出した。ちょっと違うか!
2010-08-28
昨日久しぶりに美幌の町まで買い物に行く。宿を出て最初に砂利道つぎ農道、農道の脇には蕎麦の花やじゃが芋の花、そして牧草地、そして羊を見て、そしてダチョウを見て、そして林をぬけると源流釧路川そして国道に出る。穏やかな気持ちになるドライブコース、そして国道に出てからは美幌まで一直線、その途中に美幌峠がある。摩周湖は神秘的だが美幌峠から見る景色は人が作ることの出来ない大きさ、巨大さに圧倒され遠近感がおかしくなるほどだ。
その峠の途中でライダー(バイクの旅人)やチャリダー(自転車での旅人)をみかける。
ライダーはビューンと景色と一緒に写り通り過ぎていく。チャリダーは大きな荷物を自転車にくくりつけ峠を必死に漕いで登っ行く。その背中を見ると、頑張れ!と声をかけたくなる。
そしてチャリダーを抜かす瞬間横に並んだ彼ら彼女らのエネルギーと体力に圧倒される。
彼らを見ていると清清しい気持ちになり、私の心までも揺り動かさせる。体力は劣ったかもしれないが挑戦してみよう!まずは美幌峠のふもとまで。