2012-05-01
虫取り
ふと、見ると越冬したカメムシが春の日差しを求めて窓のあちこちにへばりついている。
イラッとして空のペットボトルを持って追いかける。そして背後からボトルを近づけて、ちょっとお尻を突っついてやったら慌てたカメムシが手足を離しボトルの中に落下した。
おもしろくなり5.6匹捕まえてボトルを眺めていたら、こんなに捕れたよ!と叫びたくなり、小さいころの虫取りを思い出して、いくつになっても変わんねえんだなと、一人笑い。
2012-04-28
水の音、春の音
やっと雨が上がり、雪解けが進んだ。朝、窓越しに見える小さな沢には、この時期だけ雪解け水がキラキラ反射して光って見える。その周りから、しばれていた地面がゆるみ始めて、水芭蕉がいくつも顔を出す。そして眠っていたカエルが動き出す。一日中ケロケロと鳴いている。1,2匹なら可愛いが集団になってくると、凄くなる。
夜は「獣が鳴いていますよ・・・」と。日中は「鴨ですか」と聞かれることが多く、初めて聞く人には、なかなかカエルだとは信じていただけないほどの大合唱。
2012-04-26
早稲田育ち
早稲田の自然食品店で買った干しブドウと天然水で作り始めてから2週間、やっと元種にできるまで育った!晩には焼けそうです。
酵母おこしは早稲田で酵母をおこしてから大切に見守ってきました。日中は布団に包んで睡眠中と札を付けておき、夜はそーっと布団に入り朝まで静かに寝ること1週間、瓶の中では発酵が進みワインのような香りがしてニンマリ、まず一安心!やっとエキスの完成。
一晩冷蔵庫で休ませ美留和まで大切にかかえて帰り、少しづつ種を増やして元種にまで成長。ここでふた安心!
今朝5時にこねて、今は自家製保温器の中でふっくらと一次発酵中!
あとは形よく、味よく焼ければよいのだが、、、。
今晩は焼き立てパンとワインで乾杯かな。。。
2012-04-25
姫リンゴ
育て初めて10年になる姫リンゴ、おととし初めて実が1つ付いた。
昨年は綺麗な花が沢山咲きワクワクしたが2個の収穫で終わった。
そして今年は期待をしていたリンゴの木を鹿が!鹿が!食べちゃった。
そばに植えていたアロニアの木は見事に姿かたちを無くしまっていたせいか、食べられたことさえも気が付かなかった。
鹿だけにシカたないの・・・。
2012-04-23
今にも雨が降りそうな空。
自転車を引っ張り出し屈斜路湖を目指す。風と寒さが気になったが、久しぶりに乗る自転車の楽しみと雪かきで生じた筋肉痛を和らげるため、ちょっと無理して出発。
途中の牧草地を突き抜ける農道は気持ちが良く、枯草と残雪の下から福寿草とフキノトウが顔を出しているのを見つけ、ユーミンの春の歌?(はーるーよー)を歌い、気分が盛り上がる。しかし進むにつれ手足の指先と鼻先がどんどん冷たくなっていく。・・・空を見ると今にも雨が降り出しそうな・・・帰りは向かい風がきついだろうな・・・空腹で漕ぐペダルにも力が入らなくなったら・・・俺は重病なのではないか・・・と、嫌な事が頭の中をぐるぐると埋め尽くし、嫌な汗が出始めたところで方向転換!(目的地まであと1キロはきっていた)
そしたらなんと帰り道の方がシャカシャカとスムーズに帰ってきて、寄り道までして、重病説は何だったのか・・・まだまだ修行が足りません。
2012-04-22
まずは雪かき!
駐車場から玄関にかけて雪がびっしり残っているのを見て、今年は多いなとつぶやき、
膝まで埋まりながら勝手口を開けた。
久しぶりの我が家、毎年思うのだが、しばらく留守にしていた家は普段よりシーンとしていて、ただの箱のようだ。電気をつけて、水を流し、そして窓を開けると建物は目を覚まし、呼吸を始めたように次第に違和感が無くなる。すべての部屋を確認し挨拶とは違うが声をかけ、それからスコップを持って外に出る。
吹き溜まりと屋根からの落雪で東側は1メートル以上積もっている・・・ここは無理とグチり、玄関までをノルマに決める。この時期は雪というより氷のミルフィーユ。先の尖ったスコップで切り崩してから運んで捨てるの繰り返し。やっと開通したころに宅急便屋さんが到着。「おぉーやったかいがあるもんだ」と一人良い気分でハンコを押した。
今シーズンも春からのスタートをすることが出来ました。
どうぞよろしくお願いいたします。
宿主
そしてオフシーズンお世話になりました。「玄品ふぐ」神楽坂店・「セントラルユース飯田橋」のみなさんありがとうございました。
2011-11-06
11月6日になってしまった。道東は夜が長くなる。
この時期になると、テントウムシやカメムシが越冬のため宿に入りたがる。私が窓を開けるのを待っているかのように、何十匹もカメムシが窓ガラスの外にへばり付き、もぞもぞしている。
気を付けているのだが、夜になると宿の中に入り込んだ強者が2~3匹電球のまわりを飛んでいる。
気になり「カメムシなぜ臭い」で検索。
まずは天敵の威嚇と書いてある。おもしろいのは弱い臭いだと仲間が集まり、一匹が強い臭いを発すると周囲のカメムシはあっという間に逃げ出すとの事。
臭いで色んな表現しているカメムシに愛情が湧く。
あとカメムシのつかみ方も紹介されていたので実際にやってみる・・・色んなつかみ方をして、匂いを嗅いでいると、だんだん高刺激臭とはどこまでいくのだろうと、気になってくる。
お腹のあたりを押してみると、頭の芯がグラッとする強烈なものもあり、こいつが一番だ!と感心していると、気分が悪くなってきたのでやめた。
指先はカメムシの分泌物が油を触った後のように、すべすべと残り、石鹸で洗っても臭いは消えず、眠りにつくまでカメムシが目に浮かんだ長い夜。
今年の営業は昨日まで、また少しの期間お休みして勉強してまいります。
「宿主と美留和」は少しの間お休みします。
修行の終了の2012春より、ふたたび美留和での日々を書いて行きたいと思います。お楽しみにしてくださいませ。 宿主
2011-10-12
紅葉があと少しでピークを迎える。
国道を自転車で走っていると「池の湯林道」入口の標識が見えてきた。ここを入ると魅惑の世界がある。しかしここを自転車で屈斜路湖まで突き抜けるには、いくつか問題がある。その①熊の問題。その②日が暮れる前に抜けられるか・・・。今週は今日しかないのでチャレンジすることにした。
砂利道をしばらく進む。落ち葉がサラサラと散る音と、鳥のさえずりしか聞こえてこない。気分が高揚しているせいなのか、小さな音に敏感になってくる。
もう少しだ!とペダルを漕ぐ。やっと、見事な紅葉のトンネルが広がった。黄色の世界に入り込んでしまった。足元は色彩のカーペットが続いている。
あーこの景色が見たかったんだ!と自転車を止めて一呼吸。
さて、ここからアップダウンのダートコースがまっている。引き返そうかと、気持ちが揺れる。しかし、この先のキンムトー(池)の景色も見たい!と欲が湧き、先を目指す。
薄暗い森の中をドキドキ、ワクワク、しながら進む。この曲がり角の先に熊が居たらどうしよう。とか、こんなところでパンクしたらどうしよう。などと不安が膨らみ、心拍数も上がり気味。たまにヨッシャーと声を出しながら、警戒して、やっとキンムトーに到着。ここは静寂の境地。鼓動が気になるほどで、眺めていると自然に吸い込まれてしまいそうになる。しかしあとどれ位あるのだろうか・・・時間が気になり、先を急ぐ。
今まで上りが多かったが、やっと下りが始まった。出口が近いことを思わせる。
しばらく進むと道の真ん中に大きな熊の糞が落ちている。緊張が走り、周りを見渡し大声を出す。ちょうど下り坂ということもあって、少し気持ちが楽であった。それからすぐに鹿の群れに遭遇。この時は動物と出会ったことに、ほっとした。
やっと視界が開け、牧草地を過ぎ夕暮れの屈斜路湖に無事到着。
ほっとしていると、日が沈むのを合図に、通り抜けてきた山から、鹿の遠吠えが聞こえてきた。
2011-10-04
休みの日は自転車に乗って屈斜路湖沿いを行ったり来たり。
40~50キロの距離だが、その間に天然の露天風呂が4か所あり、たまに立ち寄ってみる。昨日最初に立ち寄ったのが和琴半島の露天風呂。そこには先客が足湯を楽しんでいたのでパスして次に向かう。
和琴半島入口近くに自転車を止めて、湖畔沿いをしばらく歩くと野趣たっぷりの野天風呂に到着。さっそく手を入れてみると良い湯加減だったのでしばらく休憩。貸切状態が続きちょっと不安に・・・そそくさと出る。休息後、森の中を一時間ほどかけ散策、フクロウが居ないかなーと探してみるが、見つけられずにトボトボ自転車の所に戻る。
次は「コタンの湯」。この湯は美留和に越してくる前に入ったことがある思い出の湯。夕暮れ時に野郎3人で入り北海道にはこんなところがあるんだァー!と夕日を見て感激し、夢を膨らませたことを思い出す。入ろうと思ったが、駐車場に車が止まっていたので寄らずにそのまま進む。
そして「池の湯」。ここはロケーションはよいのだが苔と藻がびっしり生えていて、入るにはちょっと、と考える風呂。ここでは入浴を遠慮して、釣りのポイントなので湖面をチェックして次に向かう。
しばらく進むと硫黄の匂いが漂う川湯の町に入る。ここ川湯は大きなホテルがたくさん並んでいるが、そのなかに、ぽつんと昭和の香りがする公共浴場がある。温泉好きにはたまらない強酸性のお風呂があり、入るとタイムスリップしてしまったような気分に・・・
そして川湯を過ぎると美留和まで40分。途中の林の中で雪虫を見つけた。どうりで今朝の美留和は霜で真っ白になった。
2011-09-28
美留和が朝靄につつまれるこんな日は、間違いなく好天になる。よっしゃ、斜里岳に登ろう!と決める。まずはお弁当と水を用意、そして忘れちゃいけないのがクマよけの鈴。
山は宿から車で1時間ほどの距離。峠を越えて清里町に入ると青空を切り裂くような斜里岳が見えてきた。オー!あの山に登ると思うと血がざわざわし始める。
いよいよ山に近づき、木漏れ日の林道を走っていると、気分は絶好調に!だけどあんまり浮かれすぎるのは良くないよなと、クラッシク音楽などかけてみるが、その行動がまた「にくい」と自分に突込みを入れたりして収拾がつかないうちに登山口に到着。この時点で半分達成した気分だ。
さっそく入山書に出発時刻9時と予定到着時刻3時と記入して出発。少し歩くとクマ出没の看板が目に付く。
普段は釣り用のジャケットの背中につけている鈴を今日は良く響くようにと腰の位置に付け替え、チリンチリン鳴らしながら一人登っていく。相変わらず斜里岳は険しく、轟々と流れる滝のわきを登って行くのはスリル満点だ!と一人ごちながら無事に頂上に到着。
頂上からの景観は、東は知床半島、太平洋、西は、屈斜路湖、南は摩周湖、雄阿寒岳、北はオホーツク海、眼下には清里町の広大な畑作地帯はパッチワークのようで見事だった。
帰りは違うルートで下山する。しばらくすると年輩の女性があらーという顔をして、すみませーん、と微笑みながら挨拶してきた。妙な挨拶だなと・・・原因はご主人が立ち○便の真っ最中。ご主人もこちらを見て、なんともいえない微笑を投げかけてくる。まいったなー、こっち見なくてもいいのに、どこを見てよいのやらその先の景色を見るようにして、私もぎこちない微笑をかえして前に進む。
その現場を後にして思ったのは、このクマよけの鈴意味あるんだろうか?
あのカップルはまったくの無警戒だったが、熊は警戒するのだろうか・・・と心配しながら下山した。
下山の最中に無性にシメサバが食べたくなり清里の町で買い物をして帰宅。
晩酌しながら、朝思い立って登れる「日本100名山」が1時間ほどのところに3か所もあり、美留和は恵まれた環境だ、と思いながら酔いにつつまれる。