2003-10-08

観楓トレッキング

朝晩の冷え込みが厳しくなり、ここ2~3日で辺りの山々が随分と色あでやかになってきた。宿主は近所の友人たちと約7.5kmの森の中をトレッキング。おにぎり(鮭、梅、昆布)をこしらえ、おやつと緑茶をリックに詰めてうれしそう。実際の森の中はあでやかな黄色、オレンジ、紅色の部分が5~6分くらいになっており、自然の美しすぎる配色に感動した。身体中の筋肉が緊張を緩めて、マイナスイオンたっぷりの空気と紅葉のあでやかなシャワーに包まれ気持ちよく、何度も深呼吸した。樹齢数百年かであろう木々を目の当たりにすると自分たちは、まるで風景画の中に描きこまれた、ちっぽけな人間像そのもの。森の草木に限らず自然は私たちをリラックスさせて、また謙虚な気持ちにもさせてくれる。美留和の紅葉は今週末から来週にかけて見頃となることだろう。


2003-10-05

2003秋のポテトフェアー

JA農協から左記タイトルのイベントがあるのでふるって参加下さいという案内を頂いていたが、時間とタイミングが合えば行ってみようと軽い気持ちでいた。当日参加時間に間に合いそうだったので出かけてみるとあまりの人の多さにびっくり。招待券と引き換えに肥料が入っていたような大きなナイロン袋2枚を渡され、サイレンの音と同時にいっせいに畑に入って行き、芋ほり。中には老若男女家族総出で準備万全で来ている参加者もいて、皆、白熱状態。掘ると手にゴロゴロとじゃがいもがぶつかる感覚が楽しく子供の頃に戻ったかのように夢中。まだまだ畑の土の中にじゃがいもが残ってる状態でナイロン袋がいっぱいになってしまった。芋ほり楽しさに丸々袋詰めして持って帰ってきたが果たしてこんなにたくさん誰が食べるんだあ・・・と言いながら、おもしろかった余韻が残ってるうちにおすそわけしようと箱詰めしている宿主。収穫の喜びというより、あのじゃがいもがゴロゴロと手に当たる感覚と、そしてそれが大きなじゃがいもだったりするとうれしくておもしろかった。


2003-10-02

秋を探しに・・・

宿の辺りいっぺんの黄色に変わった白樺の葉っぱが風でヒラヒラと落ち始めたこの頃、美留和の森の秋の装いはどんなだろうと散策してみたが、まだ緑の占める割合が多く、紅葉の進み具合は三分くらい。蔦類の葉っぱは紅色やオレンジに変わっているものが多く、思わず目をひいてしまう。あと2週間もすれば、赤や黄色のあでやかな森に衣替えするのであろう。そして、全部の葉っぱがおちた頃にはまた、美しい凛とした静かな真っ白い世界に変わっていくことを思うと、今の時の流れをゆっくりと味わいたくて、赤と黄色と緑の落ち葉を拾って帰り、宿の玄関に飾ってみた。

近くの秘沼、キンムトー