2003-04-28
看病の甲斐あって
スポンジに水を含ませたり、砂糖水を作ったり、パンをちぎったり、何をしているのだろう?と宿主に近づいてみたところ、宿の大きな窓に小鳥が体当たりでぶつかり、真逆さまに落ちて苦しそうに肩で息をして動けずにいるところに出くわしたそう。水を置いてみるが自分では飲めない様子。宿主は楊枝に水をつけ口に運んでやる。「こいつらも喋れればいいのになあ・・そしたらどこが痛いとか言えるのになあ・・・。」怯える小鳥を日陰にそっと寝かせておいたが、夕方寒くなってきたので家に入れてあげるか(小鳥が元気になって家の中で飛び回って出られなくなってしまったらなお更かわいそうだと宿主はぎりぎりまで外に寝かせておきたかったのだが)と抱き上げようとしたところ、自ら宿主の手に止まり、そして再び大空に向かって羽ばたいて行った。宿主の思いが通じたのだろう。良かった。

2003-04-18
今、春!
ここ美留和ではまだ風が冷たく感じられることもあるが、大地は私たちよりも早く、そしてしっかりと春を感じ取って綺麗な色のふきのとうたちがいっぱい顔を出している。周りの沢の雪解け水も軽やかに踊りながら流れ響く音が妙に心地よい。「美留和」はアイヌ語で「美しい水が湧き出る地」というような意味を持つ地名だそうだ。大地も自然も動物たちも長い冬から目を覚まし、何だかにぎやかになる気配。私たちも遅れずについて行かなくちゃ!そんな空気のにおいのする美留和は今、春です。


2003-04-10
お客様の木彫り体験
左の作品はご宿泊のお客様の木彫り体験によってうまれたフクロウたち。四角の角材を木彫り師の指導のもとで3時間くらいかけて削ったり彫ったりしていればこのように素晴らしい作品がうまれるのだそうだ。全く同じ角材から同じように指導を受けて作るのだそうだが、各々表情があって個性が現れているのがおもしろい。作り手の感性や個性が反映されるのだろう。そして、何よりも興味深かったのが、その北海道マインドのいっぱい詰まった木彫り師のおっちゃんの話。木彫りだけでなく自然や動物たちの習性からアイヌ民族に至るまでいろんな話が聞けたとのこと。そのおみやげ話を聞かせてもらった宿主でさえ、とても得をした気分になった。
